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東京都文京区 Sマンション (下地補修工事 ~ シーリング工事)

東京都文京区にある鉄骨ALC造5階建ての大規模修繕工事を行いました。
築年数の経過に伴い、外壁の美観や安全性が損なわれていたほか、屋上やバルコニーの防水性能も低下しており、漏水のリスクが高まっている状態でした。そのため、外壁補修とあわせて防水工事も含めた大規模修繕工事をご依頼いただきました。

外壁のひび割れや爆裂といった劣化部分への下地補修工事と、およびシーリング工事について詳しくご紹介します。建物の防水性・耐久性を回復するうえで、重要な工程のひとつです。

外壁にはクラックや爆裂が多数見られ、一部では雨水の侵入により鉄筋が錆びて膨張し、内側からコンクリートが押し出されて欠け落ちている状態でした。シーリングも経年劣化によりひび割れや剥がれが発生し、そこから雨水が侵入する恐れがある状態となっており、防水性能が大きく低下していました。

下地補修工事により、クラックや爆裂部分を丁寧に補修し、鉄筋の防錆処理とモルタルの再形成を行いました。あわせて、劣化した既存のシーリングをすべて撤去し、新たに打ち替えることで雨水の侵入経路を遮断し、防水性能を大きく回復させました。

◆爆裂欠損
雨水の侵入によりコンクリート内部の鉄筋が錆て膨張し、コンクリートを押し出して破壊・剥離する現象のことです。鉄筋の錆を落とし、防錆材処理を行い、欠損部を埋めることで、構造物の強度回復と再発防止を図ります。


◆U カットシール材充填工法
ひび割れ幅:0.3mm以上のひび割れ。
ひび割れの種類:漏水の恐れがあるひび割れや、補修後に再発の恐れがあるひび割れ。

ひび割れをU字型にカットし、シーリング材で埋めることで補修する工法です。防水性能に優れ、ひび割れの動きにも追従します。

◆タイル貼替

ALC造におけるシーリング工事はとても重要になります。
ALCパネル自体は多孔質で吸水性があるため、パネルの継ぎ目から雨水が浸入すると、内部に水が染み込みやすい構造です。
水の侵入を防ぐ最前線の工事となります。
また水の侵入を防ぐだけではなく、建物の動き(地震や気温差による伸縮)に対しても弾力性のあるシーリング材が目地の動きを吸収し、クラックの発生を抑制します。

◆打継目地


◆サッシ廻り

◆シーリングブリッジ 工法
シーリング材を橋のように盛り上げて、目地に厚みをつける工法のことです。特に、目地底が浅い箇所や、動きやすい箇所で、シーリング材の厚さを確保し、耐久性を高めるために用いられます。
※バックアップ材設置  シーリング材を盛り上げるために、高さのあるバックアップ材を設置します。


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