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東京都新宿区 Tビル

東京都新宿区にあるRC造7階建ビルの防水工事を行いました。ウレタン塗膜防水の通気緩衝工法を取り入れることで、通気性があり防水層の寿命が長く、雨漏りにも効果的な防水層を作ることができました。

  • 構造
  • 期間
  • 工事
  • 防水材料

RC造 7階建

12日間

防水工事

 

AGCポリマー建材株式会社

工事前
既存防水層のトップコートは剥がれており、シーリングも固くなっていて防水機能が果たされていない状態でした。

工事後
下地調整を行ったことでより強固な防水層ができあがり、シーリングの機能も復活しました。

工事のポイント

防水性能を上げる為に、既存の防水層にカチオンモルタルで下地表面を強化しました。

下地補修 → ケレン → シーリング材充填 → プライマー塗布 → 通気シート貼り → 目止め塗布 → 改修用ドレン設置 → 脱気筒設置 → 立上りメッシュ貼り → ウレタン塗膜防水1層目塗布 → ウレタン塗膜防水2層目塗布 → トップコート塗布

今回の工事では下地に通気シートを貼っています。
このシートには通気以外に、建物の衝撃を防水層に伝えにくくする緩衝の効果もあります。メーカーによっては防水層の上からもシートの模様が見えますが、見えないシートの場合には写真などでしっかり確認することが必要です。

最後に
今回の工事では、通気性のあるシートを下地に貼りました。このシートは外部の湿気や水は通さず防水層内の湿気だけを逃す性能のがあります。通気性があるので防水層の寿命が長く、雨漏りにも効果的な工法になります。また、伸縮性もあるため地震などの揺れにも強いです。
ただこのシートの上にウレタンを塗布するので、仕上がりでは見ることができません。よって工事後に写真帳やデータで確認することが大事です。業者によっては作成してくれない所もあるので、予め確認しておきましょう。

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