ブログ

新宿区 新宿アルタビル

東京都新宿区スタジオアルタの真下に位置する2階バルコニーの防水工事を弊社で施工しました。

休日にはなんと23万人以上の人々が新宿アルタビルの前を通行すると言われている東京の象徴的な建物の一つです。

  • 構造
  • 期間
  • 工事
  • 防水材料

SRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)

5日

2Fバルコニー防水工事

サラセーヌ

工事前

既存の状態はアスファルト防水の押さえコンクリート仕上げで、劣化がかなり進行している状況でした。素地にはボルトの突起物が数箇所ありましたので、しっかりと撤去してから通気緩衝工法で施工していきます。現場は商業施設ですので、工事は夜間に行います。

工事後

見えない部分ですが、既存の劣化した伸縮目地をしっかり除去し、新たにシーリングを充填することが大事な工程の1つと言えます。細かい部分もしっかりと対応しているかどうかで、新規の防水層の耐久性にも大きく関わってきます。防水工法に関しては、通気緩衝シートを素地とウレタン塗膜防水の間に入れることで、内部の通気性をよくして防水層の膨れを防ぎ、建物の衝撃を防水層に伝えにくくする緩衝の効果も期待できる通気緩衝工法で施工しました。

工事のポイント

防水工事を施工する前に、既存のボルトを撤去して素地を補修した上から防水塗膜を施工しました。商業施設のため、作業は夜間に行いました。

高圧洗浄 → 既存のボルトを撤去し、撤去部の補修をします。 → 既存の伸縮目地を撤去 →  プライマー塗布 → 目地部分にシーリング材を充填し、ヘラで押さえながら素地に対して平滑に仕上げます。→ ケレン・掃除した後、下地補正のための塗料を塗っていきます。

プライマー塗布 → 通気シート貼り → 通気シートを目止め → 入り隅 ・ドレン廻り・脱気筒廻りにシーリングを充填 

→ 立上りメッシュ貼り  → ウレタン1層目塗布ウレタン → ウレタン2層目塗布→ トップコート塗布して完了となります。

 

最後に

弊社では、一般住宅の他にこのような商業施設の部分的な工事も請負っております。今回は夜間の作業でしたので、通常時の施工内容に加え、周辺の環境にも細心の注意をはらって作業にのぞみました。大規模修繕から部分的な補修まで工事の大きさ問わず迅速に対応致しますので、お気軽にご相談ください。

 

関連記事一覧

分譲マンションのカラーシミュレーション

コロナ対策

アステック

ウレタン

遮熱助成金