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隅田川に歩道橋を新設 浅草~スカイツリー間最短ルート

墨田区と東武鉄道が、東武伊勢崎線の浅草~とうきょうスカイツリー間に架かる隅田川橋梁に歩道橋を新設します。

東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、年間3,000万人以上が訪れる浅草と東京スカイツリータウンの2大観光地を結ぶ最短ルートを整備する計画です。

通路幅は2.5m、延長は約160mとなり、完成は2020年春の予定です。

歩道橋新設にあわせて、既存の隅田川橋梁のカラーを東京スカイツリーに採用している「スカイツリーホワイト」を基調とした色へと変更します。昼景はもちろん、夜間のライトアップ時でもより広域なエリアでの一体感が生まれそうです。

また同事業では、北十間川西側区間(隅田川から東武橋付近まで)の水辺を中心とした親水テラス、鉄道高架下、コミュニティ道路、隅田公園(南側の一部)の一体的な整備も行われます。

北十間川と並走する東武線の高架下には、店舗とホステルが一体となった複合施設も開業します。

建物は鉄骨造・平屋建て(一部2階建て)で、延床面積は約3554平方メートル。

その中に店舗ゾーンとして、飲食・物販など12区画を整備。ホステルは、個室(ダブル・ツイン)23室と14人ドミトリー4室(計102ベッド)に加え、カフェラウンジ、イベントスペースが設けられます。

ホステルの運営は東京都内で2施設の運営実績のあるワイズアウルが行います。

いずれも完成は2020年春頃の予定です。

この歩道橋新設と公共空間を核として、東京スカイツリーと浅草という日本随一の観光地をつなぐ東西方向、そして向島地区や両国・本所地区の南北方向にも新たな賑わいが生まれそうです。