2022年正月
ピアノ
〈競争〉曲

2022お正月 ピアノ〈競争〉曲

家の肥やしになっていた実家のピアノ。

この度、良い機会が巡ってきました。

そう、今回のテーマは
【お正月に始める新しい趣味】

まさにチャーーーンスです!!

 

まず、現状のピアノレベルを把握します。

  • 鍵盤を弾いたのは小学校の鍵盤ハーモニカが最後
  • 音符はドレミファソラシドなら読める
  • 今弾ける最高難易度の曲は「ねこふんじゃった」(Aメロ)

義務教育でスキルを身につけたレベルです。

 

さて、早速取り掛かろうと思っていたところ…

隣に座っていた母が
ずっとやりたかったんだよね~」と。

ということで、このお正月は
母と一緒にピアノを始めることになりました。

 

教材は家族が昔買った
ビギナー教本や子供用バイエル等。

おあつらえ向きに
大人から始める初心者用の本もありました。

 

姪が「これでピアノが弾けるようになるよ!」と貼ってくれた
ドレミの目印に倣って進めます。

 

まずはじめに大人から始める初心者用の本を手に取ると
何故か指に数字を振るとの事。

《右手》
1→ド
2→レ
3→ミ
4→ファ
5→ソ

《左手》
1→ソ
2→ファ
3→ミ
4→レ
5→ド

右手、左手共に親指を1⃣として小指に向かって5⃣まで番号をふっていき
外側に行く程大きい数字になるそうです。

 

初心者用教本の1曲目は『よろこびの歌

さすがに最初は片手から練習しましたが
一発でスムーズに弾くことはできませんでした。

片手で弾く練習を重ねた後、
両手で弾くように教本に指示をされ
“まだ片手で精一杯ですよ”とアタフタします。

たった30音の楽譜を何分もかけてやっと終了。

想像はついていましたが
同時に両手の数字を考えながら弾くのは難易度が高すぎます。

 

さて今度は母のターン。

きっと私と同じレベルだろうと思っていたのですが、

え!?
なんと私よりも何倍も早く弾けてます!

聞けば、何十年も前に
大学でピアノの授業を受けていたそうです。

教本による母の年齢の参考習得期間は1週間前後と書いてあるにもかかわらず
ものの数分で弾けるようになるなんて…。

同じスピードで進められると思っていたので、ちょっと想定外です。

 

少し屈辱を感じながら
教本に出てくる3曲の中の『かっこう』『聖者の行進』も母と交互に弾いていきます。

簡単な楽譜にはなっていますがこの教本の集大成である『聖者の行進』は
少し手間取りながらも1曲を1分以内に演奏できるようになりました。

この教本を始めた頃と比較するとかなり早く習得できたように思います。

ここでやっと、
楽譜はもちろんのこと、音符が一切出てこない超初心者用大人のピアノ本の1冊が終わりました。

 

‘私もやればできるじゃん♪’と気分良く終わろうとしていると
母から…
いや…まだやるでしょ!」と。

ここで終わりたかったというのが正直な気持ちですが、母からの挑戦状!受けて立たないわけにはいきません。

 

次に挑戦したのはピアノ経験者なら多くの人が通る道であろう教則本。

先程までの教本はドレミの音階が一切出てこず数字を追って指を動かすスタイルでしたが、こちらはいきなり本格的な楽譜。

ですが前の持ち主が楽譜にドレミを書いてくれていたのですぐに弾き始めることができました。

 

し か も
前回の教本のおかげで指の動きはばっちり!

鍵盤を見ず楽譜だけを見てスラスラ弾きます!
…と言いたかったものの

やはりレベルアップした楽譜は、はるかに難しく
右手で弾いていたところをいつの間にか左手で弾いていたり
左手の忙しさが先程とは明らかに違いました。

しかも母から「ここ3拍子らしいよ」といきなりのダメ出し…。

なんと私は3拍子と4拍子も分からなかったのです。

それからというもの同じレベルだと思っていた母からアドバイスを受けるようになり、
母は一発で弾けるところを私は閊えながら三往復ほどして弾き終わるという始末。

こうなると今回の【趣味を始める】というテーマとしてどちらが主役なのでしょうか。

 

そしていつの間にか始まっていた先攻後攻のピアノ演奏対決は
母の圧勝で幕を閉じたのでした。

 

残念ながら勝負には負けましたが、今回のチャレンジで

  • 1小節2音まで左手を使えるようになった
  • 演奏中、鍵盤を見る回数を減らせた
  • 3拍子と4拍子の区別がつくようになった

こんなスキルが身に付きました。

今後は母と切磋琢磨しながら
まずは1曲両手で弾けるようになるのが目標です。

 

さて、仕事はと言いますと
昨年はオープン2年目ながら多くの方にご支援いただき、
現場喫茶の外壁リニューアルや卓上メニューのデザインチェンジなど様々な改良に取り組む1年でした。

今年は自分の好奇心に火をつけて果敢に挑戦していきたいと思います。

 

本年も髙橋工業と現場喫茶を
何卒宜しくお願い致します。

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