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20年以上の耐用年数の大規模修繕工事

皆様の長期修繕計画では大規模修繕工事の周期は12年周期でしょうか?大規模修繕工事については管理会社や管理組合で考え方が様々です。実際国土交通省のデータを見ていても最も多いのが13年。続いて12年、14年、15年と12~15年に集中します。実際どのくらいの時期に大規模修繕工事を行うのが良いのか高橋工業の考え方をお伝えします。

1回目の大規模修繕工事は10年以内

高橋工業では1回目の大規模修繕工事は無理に延ばさず早く行う事をお勧めしてます。

理由

  • 新築時に12年以上持つような工事をしていない
  • 12年以上にしてるのは売り主が瑕疵の責任を負いたくたないから
  • 先延ばしで得はない

改修工事を行う塗装や防水の専門業者が新築工事に携わってる話は聞いた事がありません。新築工事は工期など条件が厳しい事が多く、新築は新築屋、修繕は修繕屋と別れる事が多いです。そのため、新築では一つの業種の会社が塗装や防水で作業のやり方が似たような仕事をそのまま請けてしまう事があります。また材料も長く持つような耐用年数は使用せず安価な材料が使われる事が多いです。そのため先に延ばすメリットはないです。電化製品のように壊れていないのに勿体ないという感覚と修繕は別です。傘の上から新しい傘を加えておくような感じで強度(効果)が増します。少なくなった洗剤に無くなる前に洗剤を足すようなものです。早くやった事で損は生れないです。逆に大病のようにしっかり検査をせずメンテナンスをせずに大きな病気になってしまったら、もう治せなくなるものもあります。まだ大丈夫だから先に延ばそうは1回目では辞めた方が良いです。

瑕疵については、新築から10年の間に構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分で欠陥が見つかった時に事業者には補修をする責任がある。万が一倒産しても保険により必要な保険金が支払われる形になってます。ポイントは10年以内です。大規模修繕工事を12年目で行い、大規模な建物調査を行い大きな欠陥が見つかっても10年を過ぎていれば責任から逃げられてしまいます。それを知らずに延ばした方が得と思い延ばすマンションが非常に多いです。

2回目の大規模工事は15年以上先に延ばす

問題が無ければ、16年・18年と延ばして良いと思います。一回目の大規模修繕工事は上記の理由から早めに行いますが、しっかりした工事を行ったマンションでは二回目の大規模修繕工事を大きく先延ばしする事ができます。分譲マンションは大規模修繕工事を行わないといけない法律はないです。あるのはタイルやコンクリート等が落下し、歩行者に被害がないようい建物の調査は必要となります。その調査を行い問題が無ければ工事をする必要はないです。

15年以上の耐用年数の大規模修繕工事

今では大規模修繕工事は15年以上が当たり前となってきました。実際工法では防水も塗装もシールも30年の耐用年数が続々と登場しております。まだ国土交通省の長期修繕計画は12~15年の大規模修繕工事を推奨としているので、管理会社も今も12年で運用している所もあります。弊社社員が理事長を務めるマンションでも大規模修繕工事の見積もりを複数の会社にお願いした所8割が12年の工事を見積もりを出してきたみたいです。それも値段は15年以上の工事より高い所が多かったです。大規模修繕工事の業者選びでは情報のアップデートがどこまでされているかがポイントになりそうです。

費用の違い

高橋工業の工事費用の例です。

1,000万円で12年周期の大規模修繕工事を行える場合

15年周期で1,200万円、20年周期で1,500万円で工事が可能です。

概算ですが、15年で1.2倍、20年で1.5倍の費用です。

※高橋工業の工事費用なので、世間一般的ではないです。

高橋工業も相見積もりに参加させてください

上記の内容が高橋工業です。是非鉄部塗装や大規模修繕工事など建物の修繕が必要な場合には相見積もり業者の1社として弊社を及びください。

高橋工業は理事会側に立った考えで動いております。

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