一戸建ての修繕ってどうすればいいの?
最近お問い合わせが多いのでお問い合わせが多い項目をまとめてみました。
Q:戸建てを購入したけど今後の補修は修繕はどうすればよいか?
A:分譲マンションは修繕積立金を月々支払う事がもったいとお考えの方が多いのが現状です。実際戸建てでの修繕積立金は月額1~1.5万円は貯金をしておいた方が良いです。
理由は以下の通りです。
- 配管清掃を1年に1回ほど行う
- 給湯器交換の目安は10年
- インターフォンの修繕費
- 外壁・屋根などの改修工事費用
- 給水管・排水管のメンテナンス
- 外構などの補修費用
このような費用の負担があります。マンションでは全員で分担して支払う費用も戸建ては全額負担する事になるので割高が多いのが現状です。そのため、修繕費用の貯蓄が必要です。
Q:外壁の塗装や工事のタイミングはいつ頃が良いのか?
A:初めての外壁塗装や屋根の補修は築10年以内が好ましいです。2回目の塗装などは1回目で使用した材料で異なります。
戸建てに住んでいると頼れる先は、最初に施工をした会社です。ただその関係を続けるなら知識をつける必要があります。理由は、新築から10年間は瑕疵(かし)があるので、もし欠陥などが見つかったら補修の必要があります。でもほとんどの家で施工した会社以外の第三者による検査を行わないので気付いた時には築年数が経過してます。また、本来施工した会社側で費用負担が必要なものも、劣化と言われ知らずに自己負担している方も少なくないです。特に1回目の改修工事も施工した会社側に頼んでる方はただのお人好しです。言い方変えると無知です。必ず10年以内にしっかり検査が必要です。また、訪販と呼ばれる訪問販売の営業にまんまと引っかかるご自宅も多いです。
- ただいま近くで工事をしているのでお得に・・・
- 外を見ていたら〇〇が劣化していたので・・
- 屋根を無料で検査します・・・
などど言って日中に訪問してくる営業です。方法を間違えると法律違反で犯罪です。訪問販売では、事前に
- 会社名など名を名乗る
- なんで家に来たのか?売りたい商品は何か?
などを明確に伝える必要があります。そこを別の角度から入ってきたり、契約を焦らせる方法で成約してきます。弊社もですが、周りの工事業者でしっかりした工事を行っている会社では訪販をやってる会社に出会った事がないです。訪販=悪徳・工事受注が無い・割高・手抜き工事と思って頂いて問題ないです。
国土交通省ではマンションの大規模修繕工事の周期を12年としておりますが今度は15年に変わっていくと思われます。ただし、正確には10年に一度外壁の検査を行い、その後精査してから工事がスタートする余裕の期間を2年とし12年となっております。外壁塗装や防水工事やシーリング材では20年・30年などの耐用年数の材料も出てきておりますがまだまだ少ないのが事実です。
ただし、新築時から12年ももつような工事は行わいです。新築からは8年も持てば良い材料しか使用しておりません。購入した電化製品やゲームなどで電池が使われていた時にその電池は長く持たないですよね?それと一緒です。
Q:工事はどこに頼めばよいか?
A:どこの業者も良い工事はできる人がいる事はあります。ただ、話した事がしっかり伝わったりイメージ通りになるのは、営業マンがしっかりしている事と会社の体制の確認は必要です。
また、相見積もりも必ず必要です。地元の業者なら・・・というだけの考えは昭和で終わりです。今はインターネットの世界です。外食・衣類の購入・家具家電の購入・保険屋など全て自宅の近くだけで済ませている人はほとんどいないと思います。必ず複数の工事業者に問い合わせをし比べて見る事が重要です。また、比べるポイントは、
- 価格、説明内容
- 会社を見に行き会社がしっかりしている会社か確認
- 待ち合わせの時間厳守・見積もり等の期限厳守
この辺りを比べてください。
Q:何からどこに問い合わせをして良いかわからない
A:弊社の隣には弊社が運営している現場喫茶があります。そこではマンションや戸建てに関するセミナーを行う事も可能です。
実際にカラーシミュレーションでお話に来店される方や、工事の説明や契約も行っております。今後どう動けばよいか?など住宅に関してご相談にいらしてください。現場喫茶は月曜火曜休みです。営業担当などのスケジュールを考えるとご来店前に一度お問い合わせ頂ければ対応可能です。費用は頂いておりません。