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外壁塗装に利用する有機溶剤が体に与える影響とは?

【目次】

外壁塗装の際の有機溶剤の影響

外壁塗装に含まれる有機溶剤は人体に悪影響を及ぼす

赤ちゃんや妊婦への影響

外壁塗装を施工する場合は赤ちゃんや妊婦は遠ざける

外壁塗装の有機溶剤の取り扱いには注意

外壁塗装の際の有機溶剤の影響

外壁塗装に含まれている成分の中に、有機溶剤が含まれています。有機溶剤は強い臭いを放ち、少なからず人体に影響を及ぼすことが考えられるので注意が必要です。今回は、外壁塗装の際に使用する有機溶剤の人体への影響について詳しく紹介していきます。

 

 

外壁塗装に含まれる有機溶剤は人体に悪影響を及ぼす

外壁塗装に含まれる有機溶剤は、少なからず人体に悪影響を及ぼします。厚生労働省も塗料を扱う際には、特殊健康診断・作業環境測定・蒸気の発散源対策・作業主任者の選任を義務付けるほど危険な作業です。

外壁塗装に使用される有機溶剤で人体に影響を及ぼす可能性があるものは、「イソプロピルアルコール」・「1ーブタノール」・「メタノール」・「キシレンなどのシンナー」などになります。

有機溶剤の特徴として、刺激臭があることや長く吸い過ぎると、健康被害を引き起こす可能性があるという点です。

特にシンナーは、吐き気やめまい、睡眠障害といった健康被害を及ぼすことがあります。また長期的にシンナーを吸い続けると、不妊やノイローゼといった症状を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

水性塗料の方が臭いはマシになりますが、無害という訳ではありません。そのため、水性塗料であれば安全という認識にならないように気を付けましょう。

 

 

赤ちゃんや妊婦への影響

外壁塗装に含まれている有機溶剤は、赤ちゃんや妊婦に強く影響してしまう恐れがあります。極端な話で言えば、マニキュアの除光液に含まれている有機溶剤でも、赤ちゃんに把握影響を及ぼしてしまう危険性があるのです。

実際の事例でも、マニキュアを手足の指20本に除光液を塗り終わるまでに赤ちゃんは中毒になり、嘔吐を繰り返したという話もあります。

妊婦の方の場合は、母親が吸ったシンナーが体内で濃縮されて赤ちゃんに届くこともあります。そのため、極力外壁塗装の有機溶剤は吸収しないように、対処しておくことが大切です。

長い時間、有機溶剤を吸っていると、つわりがひどくなるケースもあるので、赤ちゃんや妊婦の方からは有機溶剤が届かないように配慮する必要があります。

 

 

外壁塗装を施工する場合は赤ちゃんや妊婦は遠ざける

外壁塗装に含まれている有機溶剤は、口や鼻から吸収するだけでなく、肌からも吸収する恐れがあります。そのため、外壁塗装を実施する場合は、赤ちゃんや妊婦の方は遠ざけることが有効な対策です。

マスクや長袖、長ズボンを着用する方法でも、有機溶剤の吸収を抑えることはできますが、確実ではありません。

出来るだけ有機溶剤の影響を受けないようにするためには、赤ちゃんや妊婦の方を物理的に有機溶剤が届かない範囲に遠ざけることが大切です。

部屋に空気清浄機を置けば大丈夫と考えている方もいますが、空気清浄機ではペットの臭いやたばこの臭いは除去することができますが、有機溶剤の成分までは除去できない可能性があります。

慢性的に吸収してしまうと、人体への影響が著しくなるので、外壁塗装が施工される場合は、赤ちゃんや妊婦の方は対応を考えることが重要です。

 

 

外壁塗装の有機溶剤の取り扱いには注意

外壁塗装の成分には、有機溶剤が含まれており、人体への影響が少なからずあることがわかっています。慢性的に吸収してしまうと、嘔吐などの健康被害が発生することもあるので注意しましょう。

特に赤ちゃんや妊婦の方は、有機溶剤の影響が強く出てしまうことがあるので、外壁塗装が行われている環境から遠ざかることも視野に入れておくことが大切です。

水性塗料は臭いが油性塗料よりもマシですが、体への影響が心配される点では一緒になります。そのため、水性塗料だからといって安心しないように注意しましょう。

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