ブログ

東京都大田区 M産業

東京都大田区にある鉄骨ALC造4F建ての屋上防水工事を行いました。広さもあるので、その場所に適した工法を用いて工事を行っています。

  • 構造
  • 期間
  • 工事

鉄骨ALC造

25日間

屋上防水工事

屋上は所々に亀裂があり、防水の機能が十分に活きていない箇所がありました。

工事のポイント

防水工事を行う前の下地処理を行い、ひびや欠損部分の補修をしっかりと行った上で部位ごとに適した防水工事を行いました(平場:通気緩衝工法・立上り:メッシュ工法)

【下地補修】
既存伸縮目地撤去 → バックアップ材詰め → 目地シール充填 → ヘラ押え → ひび割れ補修 → モルタル薄塗(全体)

目地のシールをヘラで抑えることにより、余分な材料を取り除きつつ、しっかりと建物と密着させることができます。

【防水工事】
プライマー塗布 → 入隅シーリング充填 → 改修用ドレン設置 → 通気シート貼り → 脱気筒設置 → 立上りメッシュ貼り → ウレタン塗膜一層目塗布 → ウレタン塗膜二層目塗布 → トップコート塗布

【サーモグラフィー】
弊社ではサーモグラフィーを使用して現場の調査・施工後の状況確認も適宜行っております。

今回の現場は屋上と外壁からの雨漏りでしたが、屋上の防水工事をしただけで、どれだけ工事前と工事後で良くなったのかが分かります。

このように目視だけではわからないものもサーモグラフィーを使用することで確認することができます。

お客様の声

見積調査では他社に比べ隈なく丁寧に説明して頂きましたので好印象でした。仕事(職人さん)も丁寧にされていました。
マイナス点としましては、近隣様へ(高圧洗浄時のドロ飛散による苦情)迷惑をかけた際の対応が今一つでした。(菓子折りのひとつでも持参するべきだと思いました。)弊社から持参した。

弊社のコメント

海風の強い場所での工事でしたが、弊社の力不足、配慮不足で招いてしまったドロ飛散でした。今回お客様からこのようなお言葉を頂いて、養生シートの見直しをし近隣への配慮をより徹底致しました。

最後に

屋上にひび等がある場合は、建物内に水が浸入している可能性が十分高いです。雨漏りがしていない場合でも建物の耐久年数を少しでも伸ばすために最低でもシーリング材などでの部分的な補修をおススメします。また、建物を建ててから10年~15年を目安に修繕を行うことが建物を長持ちさせる秘訣です。予定の時期が来たら、建物の診断を行い、工事時期や工事内容を決定します。ここで見積もりを1社だけに依頼するのではなく、数社に見積もりを依頼し、納得したうえで修繕工事に取り掛かることをおススメします。

弊社では相見積もりも大歓迎です。今回のように屋上全体だけでなく、一部分の補修も承っております。その他にも一括での大規模修繕では瑕疵保険も対応しております。

なにか、お困りのことや、気になることがあればお気軽にご相談ください。

関連記事一覧

分譲マンションのカラーシミュレーション

コロナ対策

アステック

ウレタン

遮熱助成金