ブログ

外壁塗装をする際に今あるかべは剥がす?

【目次】

■外壁塗装をする際に今あるかべは剥がす?

■外壁塗装の際に古い塗装を剥がす理由

■古い外壁塗装を剥がす方法

■古い塗装を剥がしてから張替えを行う場合

■古い塗装を剥がす剥離剤とは?

■古い外壁塗装は剥がして密着性を高める

a

 

外壁塗装をする際に今あるかべは剥がす?

外壁の劣化が激しくなった場合、外壁塗装をする前に現在の塗装は剥がす必要があるのでしょうか。

古い塗装を剥がす場合、どのような方法で剥がす必要があるのか気になります。今回は、外壁塗装の際に剥がす、古い塗装の剥がし方について解説していくので参考にしてみてください。

a

 

外壁塗装の際に古い塗装を剥がす理由

 

外壁塗装を実施する際に、古い塗装を剥がす理由としては、新しい塗料を塗る際に、古い塗装が残っていると素地と塗料が密着しなくなってしまいます。

 

密着しないと、塗装を実施したとしても、数ヶ月で塗装が剥がれてしまうことがあるので、塗料を密着させるためにも、古い塗装は剥がす必要があるのです。

 

外壁塗装の工程としては、下地処理・下塗り材の塗布・中塗り・上塗りなどがあります。これらの工程の前に、古い塗装を剥がす必要があるのです。

a

 

古い外壁塗装を剥がす方法

外壁塗装を実施する場合、古い塗装を剥がす必要がありますが、どのような方法で剥がすことができるのでしょうか。主に古い外壁塗装を剥がす方法は4種類あります。

 

まず『高圧洗浄機』を使用して剥がす方法です。水圧で一気に塗装を剥がしてしまうことから、綺麗に跡を残さずに塗装を除去することができます。

 

『ディスクサンダー』という工具を使って塗装を剥がす方法もあるでしょう。

 

他には『剥離剤』を使用し、塗膜を柔らかくしてからケレン棒を使って剥がします。

 

『外壁温水洗浄剥離工法』というものもあり、温水と剥離剤で剥がす方法も古い塗装を剥がす方法として検討することが可能です。

a

 

古い塗装を剥がしてから張替えを行う場合

古い塗装を剥がしてから、新しい外壁塗装を行う場合、下地と外壁材を取り付ける必要があることから、費用は高額になるケースがあります。

 

廃材の処理や下地の工事がかかるため、費用は150万円~200万円が相場です。対応する外壁の大きさや外壁塗装の種類によっても、金額が異なるので、外壁塗装を実施するかどうかは慎重に判断する必要があります。

a

 

古い塗装を剥がす剥離剤とは?

 

外壁塗装を実施する前に行う、古い塗装を剥がす作業では剥離剤が使用されることがあります。剥離剤とは、塩化メチレンを含んでいる有機性の溶剤で、シンナーでも剥がれないウレタンやエポキシ系の塗膜も軟化させることができる溶剤です。

 

剥離剤を塗ると、古い塗装は柔らかくなるため、ケレン棒を使用して古い塗装を除去していきます。

 

剥離剤の成分は、ジクロロメタン系や非ジクロロメタン系の2種類で、ジクロロメタン系の剥離剤は強力である分、環境に悪く人体への影響も懸念されているのが特徴です。

 

非ジクロロメタン系は、環境に考慮された剥離剤でアルコールを主成分としています。シンナーとは異なるものの、シンナーと同じような臭いがするでしょう。非ジクロロメタン系は古い塗装を柔らかくする効果が期待できます。

 

剥離剤の塗り方としては、刷毛を使用して外壁に塗布する方法や霧状のスプレーで、吹き付ける方法もあるのが特徴です。スプレータイプの場合は、外壁に使用されることは少ないでしょう。

a

 

古い外壁塗装は剥がして密着性を高める

外壁塗装を実施する場合、古い外壁塗装は密着性を損なう可能性があることから、除去してから新しい外壁塗装を実施することがあります。

 

古い外壁塗装を剥がす方法は様々ですが、廃材の処理なども発生することから、費用が高額になるケースが高いのが特徴です。

 

密着性を高めることで、外壁塗装は剥がれにくく、耐久性を向上させることができるので、張り替える作業は重要になります。

 

費用は高額になってしまいますが、長年使用していくことを考えるのであれば、張替えを行うことは大切です。

 

なぜ古い塗装を剥がす必要があるのか、詳しい内容などを参考に、外壁塗装の方法を検討してみてください。

 

関連記事一覧

分譲マンションのカラーシミュレーション

コロナ対策

アステック

ウレタン

遮熱助成金