雨漏りの補修方法の違い
雨漏りの補修方法の違い
雨漏りした時に、雨漏りした個所だけ修繕したいのにオプションのように全体の工事を提案された・・・。
そんな声をよく聞きます。
これは、実際に全体に修繕が必要な時と、業者さんの儲けのためのどちらかになります。
今回は補修方法の違いを少しご紹介。
①雨漏りした個所が完全に特定できる
他の個所には破損とはなく、完全に個所がわかる時ですが、この場合でも雨漏り診断士【資格】では、全体をチェックした上で場所の特定をいたします。
問題なく、1か所であればこの1か所だけの工事を行う事がベストになります。
費用は1~3万円ほどで完了するのがほとんどです。
②外壁全体に可能性がある
よくあるパターンの一つです。
外壁の修繕を行わないままでいると一斉に修繕が必要になるので、この場合現在の特定をすることは可能でも、①のように修繕もしても時間が経てば別の個所からの雨漏りを繰り返してしまいます。
このような状況では、1か所づつ修繕をすることも可能ですが、家の状況を考えると外壁一式工事をしていまうことをオススメします。
③建物全体に修繕が必要
このような状態になってしまうと、雨漏りしている個所を特定しても、全体の修繕が必要になります。
地震や大雨のたびにいたるところから雨漏りを繰り返します。
そして毎回、工賃+材料費がかかるので、高くついてしまいます。
この状況であれば一式まとめての工事をオススメします。
まとめ
工事に関しては、限りなくまとめて工事を行ってしまう方がコストは安くなります。
同じ足場でさまざまな作業ができてしまったり、1日にかかる人件費で複数の作業ができてしまうためです。
建設業者からするとまとめての工事より、ちょこちょこの工事のが実は儲けてしまいます。
たくさんの工事をまとめて提案は儲けのためより、お客様のためを思った業者様が多いのではと思います。
分譲マンションでは大規模修繕、中規模修繕、小規模修繕(鉄部塗装)など、修繕計画を立てますが、個人ではなかなかここまでやらないので、今後も含め計画を立ててみることをオススメします。