ブログ

東京都墨田区 M様邸

東京都墨田区にあるALC造3階建てのシーリング打替え工事を行いました。劣化が始まると、雨漏りや外壁のひび割れから建物全体の劣化速度を一気に加速させる要因となってしまうため非常に重要な作業になります。

  • 構造
  • 期間
  • 工事

鉄骨ALC造 3階建

1日

シーリング打替え工事

工事前
紫外線の影響を受けてシーリングが固くなり、所によっては穴が開いている状態でした。これにより雨漏りする恐れがありました。

工事後
新しいシーリングに打替えることで防水性や伸縮性が戻り、雨漏りだけでなく外壁のひび割れなど、建物自体への悪影響も止めることができました。

工事のポイント

隙間なく下地・シーリング材を埋めるために、目地をきれいな状態にすることが重要です。

【シーリング工事】
既存シーリング撤去 → ケレン → プライマー塗布 → シーリング材充填 → ヘラ押さえ

最後のヘラ押さえはとても重要な作業の一つになります。目地にヘラを押し当てながら、余分なシーリング材を掻き取っていくと同時に、シーリング材を目地に沿ってきれいに埋める、または平滑にしていきます。
またシーリング材は季節によって固まる時間も変わってきます。手際よく作業を進めないと表面がぶつぶつになってしまうので、ヘラ押さえは時間に合わせ素早く丁寧に仕上がるよう行います。

最後に
建物の維持に欠かせないのが外壁のシーリング工事になります。建物の外壁材同士の隙間やサッシ廻りと躯体部分との隙間など、目地と呼ばれるあらゆる隙間をシーリング材で防水しています。また目地は揺れで部材同士がぶつかり合っても互いに破損しないためにも重要なものです。
しかし外壁で一番最初に劣化していくのがシーリング部分になります。紫外線の量や雨風の受け方、地面の揺れなどの立地環境によって異なりますが、だいたい5~7年くらいでメンテナンスを行う必要があります。このメンテナンスを定期的にしっかり行うことで、建物自体の寿命も伸ばすことができるのです。
弊社では今回のようにシーリングだけの部分的な工事も行っています。なにか気になること、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

関連記事一覧

分譲マンションのカラーシミュレーション

コロナ対策

アステック

ウレタン

遮熱助成金